河口湖南中学校組合立 河口湖南中学校

校内研究

平成30年度 校内研究

1. はじめに

平成30年度新やまなしの教育振興プランの基本方針に「豊かな心と自己実現を図る力の育成」が掲げられている。「やまなし道徳教育研究推進事業」として、本校では平成28年度より3か年に渡り道徳教育研究推進校の指定をいただき、道徳教育に関する研究や研修を行ってきた。本年度は関東甲信越中学校道徳教育研究大会の授業の公開もあり、「特別の教科 道徳」実施を目前に控え、その趣旨を踏まえた授業づくりの研究をさらに深めていきたい。


2. 研究主題


3. 主題設定の理由

(1) 学校教育目標から
本校の教育目標は、「心身ともにたくましく、創造性に富む情操豊かな生徒の育成」であり、経営目標は「知恵と心と体力のバランスのとれた生徒の育成を目指す学校」である。
  • 知恵=学びと生活の基礎・基本(方法知=生きる力を支える知恵)
  • 心 =自分を大切にし、他を思いやる心(やさしさ・生命尊重)
  •    自分の意志を大切にし、貫ける心(強さ)
  •    自然や周囲の人たちと調和しながら楽しく生活しようとする心(協調)
  • 体力=運動能力 健康(防衛体力) 気力
  • 求める生徒像にある「知性と創造力」、「たくましい体」、「主体性」とともに「豊かな心」を育むために、道徳的な価値観を育てることが重要であると考える。
    (2) 生徒の実態から
    本校の多くの生徒は、素直で、落ち着いた学校生活を送っている。全校集会などでは、整然と静かに集合整列し、顔を上げてよく話を聞く生徒が多い。また、学校行事に対しては積極的で、特に学園祭における全校表現の「ソーラン節」は誇りを持って取り組む姿が見られる。道徳性アンケート調査の回答では、全体的に肯定的で望ましい傾向にある。
    反面、家庭環境に問題を抱えていたり、友人関係のトラブルに悩んでいたりする生徒も多く、不登校傾向の生徒も少なくない。自己表現が難しいなどの課題を持つ生徒も見られる。こうした現状から、教師と生徒が共に考え、共に語り合い、よりよい生き方を求めていくことで道徳的な判断力、心情、実践意欲と態度の充実を目指したい。心に響く道徳の授業にするためには、道徳性アンケート調査や日常の観察と情報交換、生活の記録「デイリーライフ」などを通して実態を把握し、その上で目標を明確にしていく必要がある。一時間ごとの課題に一人一人が向き合い、内省し、自らの考えを深めていけるような授業の工夫を研究していきたい。答えが一つではない道徳的な課題を、生徒が自分自身の問題として捉え「考え、議論する道徳」の授業を組み立てることによって、自己を見つめ、物事を広い視野から多面的・多角的に考え、人間としての生き方について考えを深めることができると考え、本年度の研究主題を上記のように設定した。


    4. 研究仮説

    ねらいを明確にして、心を揺さぶる発問を工夫し、多様な価値観を理解しながら考え議論し合う授業に転換していくことにより、生徒は自分との関わりの中で考えを深め、判断し、他者と共によりよく生きようとする意識を育てることができるであろう。


    5. 研究内容

    (1) 道徳科の趣旨を踏まえた授業改善
    「考え・議論する道徳」への授業の転換
    資料提示の工夫、発問の工夫、授業形態の工夫、多面的・多角的に考える場面の設定


    6. 研究方法

    (1) 道徳の理論研究
    講師を招聘しての学習会
    (2) 道徳の授業力の向上
    ○授業公開の推進
  • ・学年間だけでなく、他学年とも授業を見せ合う
  • ○授業の規格化
  • ・「第( )回 道徳」と実施した回数の板書
  • ・4つの視点の視覚化
  • ・ワークシートの掲示
  • ・実践した内容項目の確認と掲示
  • ・振り返りカード
  • ○授業実践を通した指導方法の工夫や改善点の検証
  • ・道徳的価値の明確化
  • ・主発問、問い返し発問の工夫
  • ・多面的・多角的に考える場面の設定
  • ・ワークシートの活用
  • ・資料提示や展開の工夫
  • ○評価について
  • ・振り返りカードをもとにした評価
  • (3) 学年部会での研究
    ○重点内容項目の確認と実施
    ○交換道徳
    ○指導案検討
    ○プレ授業
    (4) 領域別(道徳)、教科別研究会との連携
    ○学年間の情報交換(資料の保存と共有化)
    ○年間指導計画
    ○別葉


    7. 研究組織

    研究組織
    研究推進委員
    (校長) 小佐野雄也
    (教頭) 三浦俊一、加藤忍
    (主幹教諭) 古屋和仁
    (研究主任) 小池としみ
    (道徳推進教師) 雨宮光平
    (2年)小野さゆり、堀内佑香
    (3年)藤原聡


    8. 研究計画

    4月3日(火)
    ・職員会議:昨年度の研究の成果と課題、今年度の校内研の方向性について教科研究会


    4月16日(月) 第1回
      
      全体会
    ・研究主題、内容、方法、組織、計画の検討
      領域別
    ・メンバーの確認、責任者の決定


    5月16日(水) 第2回
      
      学年部会
    ・道徳性アンケート調査の分析(重点内容項目確認)
      領域別
    ・今年度の研究について
      教科別
    ・今年度の研究について


    6月13日(水) 第3回
      
      全体会
    ・研究授業、指導主事の招聘
    ・学習会


    8月10日(金) 第4回
      
      全体会
    ・教育課程研究協議会還流報告(道徳、総合、特別活動)
      教科別
    ・教育課程研究協議会還流報告
      学年部会
    ・研究授業について


    9月19日(水) 第5回
      
      全体会
    ・プレ授業(3学年同時開催)、指導主事の招聘


    10月12日(金) 第6回
      
      学年部会
    ・指導案検討、プレ授業


    10月19日(金) 第7回
      
      公開研究
    ・研究授業(第1学年 第3学年)、指導主事の招聘
    ・公開授業(全学級)


    2月7日(木) 第8回
      
      全校
    ・道徳授業(授業参観)


    2月21日(水) 第9回
      
      全体会
    ・校内研反省アンケートについて
    ・研究紀要について
      領域別
    ・研究のまとめ
      教科別
    ・研究のまとめ


    3月15日(金) 第10回
      
      全体会
    ・研究のまとめと来年度に向けて(成果と課題)






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