河口湖南中学校組合立 河口湖南中学校

校内研究

平成24年度 校内研究

1. 本年度の研究テーマについて

本校では、「心身ともにたくましく創造性に富む情操豊かな生徒の育成」を学校教育目標とし、求める生徒像を「知性と創造力をもった生徒」「ゆたかな心をもった生徒」「たくましい体をもった生徒」「主体性をもった生徒」としている。校内研究は、この教育目標を達成するために、教職員の共通理解のもと日頃の教育活動に結びつく研究と検証を行なうものである。
 昨年度はその位置づけを学校教育目標を具現化するための研究と実践・教職員が教師としての力量を高めるための研究と実践・生徒一人ひとりに還元するための研究と実践と捉え、私たち教師が豊かな教養と見識、教育の専門家としての技能を持つことこそが、「知性と創造力・ゆたかな心・たくましい体・主体性」をもった生徒を育成する鍵となると考えて検証を進めてきた。今求められている今日的課題は何か、また本校の生徒の課題は何かを客観的に確認し、それに沿って、教科及び教育活動全般の中から自己課題を設定して各自が研究を行なうという形式である。
 その結果、意欲・自由度・必要性などの点で自己課題研究の有効性が確認され、また取り組む内容も、取り組んでいかなければならない教育課題が多方面にわたるため、個人の取り組む課題は幅広くあってよいのではないかという点も確認された。個のテーマを深く掘り下げることができたという成果をあげることができ、次年度に向けさらに進めたいという方向性も出された。一方でその成果をどのように共有するかという点や、日々の教育活動を通じた学校教育目標の実現にどう具現化させるかという点について不十分であるという課題も残された。また、新教育課程の完全実施に向けてその実践内容と課題について研究したいという要望も挙げられた。
 そこで本年度は校内研究の位置づけは変えずに、指導要領にうたわれている教育内容を学校教育目標と照らし合わせ、どんな形で課題を解決するか、言い換えれば各自で決めたテーマにおいて、それがどう学校教育目標に近づけたのかを新教育課程の内容を踏まえて検証することとした。具体的には研究内容の設定は教科を元として個の課題とし、教育課程の効果的実践を通して学校教育目標の実現を、それぞれの自己課題に沿ってPDCAを行うものである。また定期的に開会する校内研究会において、各自の実践を基に各分野についての情報交換会を充実させるようにしたい。1・2学期には中間報告をきちんと行い、次へのステップとする。視点としては生徒の状況を客観的に把握し、各指導内容の工夫やポイントの焦点化、評価規準や方法の改良に向けての取り組みが必要となると共に成果を教育課程の編成と実施に生かすことや、学年・学級経営において適切な具体策を生み出すことが重要である。
 個の課題設定については、新教育課程の完全実施や、本校の学校規模に伴う多様な校務分掌、さらには3年次に渡る校舎新築への対応と教育成果の両立を鑑みた上で有効であり、必要な条件である。教科・道徳・特別活動と総合的な学習の時間での学びは決して軽重が図られるものではなく、生徒が自ら学び、自ら考えることを積み重ねていくことが共通の基盤になっていると考えるからである。そのとき、各学習内容の基礎・基本をどのようにおさえ、目標や指導方法を作り出していくのか、また教科特有の内容や4領域(別記)の生徒観・指導観・評価観等をどのように授業づくり・学校づくりに反映させるか、教科・道徳・特別活動等の指導改善の課題解決を図りたい。
 以上のことを基本として、本研究テーマを設定した。


2. 本年度校内研究の方向性(内容)

各自の研究・研鑽で生徒の生きる力を育むカリキュラムの構成を仕組み、年度末には学校教育目標に即した生徒像をつくりあげることを目標に、個々の研究(テーマを1つ設定)を通して、生徒が学習や生活に主体性と創造性・たくましさを発揮できるような各場面での指導の改善を図る。また4領域に関しては、話し合いと実践・検証を繰り返す中で、本校ならではの特色ある取り組みの課程を構築する。
教科研究
「基礎的基本的な知識・技能の理解と習得」
「思考力・判断力・表現力の育成」 「言語活動の充実」
「学習意欲の向上や学習習慣の確立」
 ・具体的な実践と発表
領域研究
「キャリア教育」
 ・キャリア教育のねらいの確認
 ・年間計画の確認と実践
 ・学級作り、学級指導における具体的な実践と発表
「特別活動」
 ・ねらいの確認と実践、発表
 ・具体的な評価方法の検討、発表
「総合的な学習の時間」
 ・3年間を見通した系統性のある計画
 ・ねらいの確認に基づいた実践と発表
「道徳教育」
 ・具体的な実践と発表
全体研究
 ・研究テーマに沿った研究実践の把握と検証
 ・共通の今日的課題や本校の生徒の課題、校内研のあり方について、学習会を行なう。
 ・指導主事をはじめとした指導助言者を招聘し、新教育課程における指導のポイントと授業改善の方法について学ぶ。初任者研修を含めた研究授業で、授業研究のあり方を考える。


3. 研究方法

  • (1)本校の学校教育目標の具現化を目指し、新教育課程の内容の確認と実施を軸として、それに沿った自己課題テーマを設定していく。
  • (2)研究の柱は「教科研究」と「領域研究」の二本立てとし、教科では設定した自己課題について検証を進め、領域においては、事後の実践に向けての形を構築する。
  • ※「教科研究」は新教育課程に則り、生徒の実態に沿って自己課題を設定する。一人一実践とし、教科内研究の他に、より広い分野での学習会・情報交換会を企画し、実践を発表する。また例年同様、全体授業研究(複数回)を設定する。
  • ※領域研究」においては、各自が所属する領域の共通課題を設け、研究を深める中で本校の実態に基づいた具体の方針を打ち出す。
  • (3)教科においては教材と評価の工夫、学習形態の工夫、学習過程の工夫領域においては個に応じた指導、集団の向上に向けての工夫など目的に対しての指導方法の研究と改善を行なう。
  • (4)「教科」・「領域」の研究を全体会で発表したり、研究授業を実施したりすることで全体での共有化を図り、研究を深め、検証の場とする。
  • (5)個々の研究テーマに沿った実践が、成果として生徒に還元されているかを検証する。


4. 研究計画

PDCAサイクルの実践
PLAN(計画)
4月18日
・研究の基本的方針について(研究主題・研究内容・研究方法など)
・個々の自己課題の設定に向け、計画立案。
・教科別・領域別の方向性の話し合い。

DO(実行)
5月2日 全体研究会
・自己課題別研究会の実施と今後の研究計画の細案について。
6月7日 教科別、領域別研究会
8月9日 夏季校内研
・1学期の経過についての中間発表会。各還流報告。
9月14日 教科別、領域別研究会
・一人一実践の実施について。各体験活動の方向性。
10月18日、11月27日 全体研究会
・研究授業による実践発表。指導主事の招へい。
・授業研究会とし、全体で授業を見て研究する。
・新教育課程の内容実践の研究と、望ましい研究授業のあり方について。

CHECK(評価) ACTION(改善)
1月~3月 研究のまとめ(紀要作成)
・全体研究会と教科別、領域別研究会を行なう(2/4)。
・研究の成果と課題 アンケートの実施 来年度の方向性について話し合う。





河口湖南中学校組合立 河口湖南中学校

河口湖南中学校組合立 河口湖南中学校
visited 210/497446